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埴輪は、おもに古墳の墳丘上に立て並べる目的で焼かれた『素焼き』あるいは『須恵質の』土製品です。
このコーナーでは、市内の古墳から発見された古墳時代中期から後期の埴輪〔円筒埴輪(普通円筒埴輪、朝顔形円筒埴輪)、形象埴輪(人物、
鶏形、盾形、蓋形埴輪など)〕を復元・展示しています。
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埴輪は古墳の墳丘裾から割れた状態で出土することがほとんどですが、船ヶ谷向山古墳や畑寺6号墳、播磨塚天神山古墳などでは、その一部が墳丘上に並べられたままの状態で出土しています。このコーナーでは、特に船ヶ谷向山古墳での埴輪列検出状況を復元・展示しています。
さまざまな埴輪(左から鳥形埴輪・人物埴輪・円筒埴輪)
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埴輪は、円筒(えんとう)埴輪と形象(けいしょう)埴輪の2種類に区分されます。形象埴輪には人物、動物、建物など、さまざまな形のものがあり、当時の社会を知る上で貴重な資料になります。
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