北井門遺跡６次調査（きたいどいせき）

開催日	遺跡名	サイズ	DL
平成26年11月(未開催)	北井門遺跡６次調査	707 KB
１．検出遺構
溝　：2 条 土坑：1 基 柱穴：43 基
２．出土遺物
弥生土器 土師器（古墳時代～平安時代） 須恵器（古墳時代～平安時代）
３．わかったこと
今回の調査では、平安時代の遺跡を発見しました。見つかった遺構は（いこう）は、溝2 条、土坑（どこう）１基、柱穴（ちゅうけつ）43 基です。このうち、柱穴の中からは、当時、使用された土師器（はじき）が数多く出土しました。この状況は、土器を使った何らかの祭祀（さいし）が執り行われたことを物語っています。なお、調査では建物址が見つかりませんでしたが、柱痕跡の残る柱穴は確実に 建物に伴うものであり、調査地近隣に存在する建物柱穴の一部と考えられます。このように、調査地や周辺地域には、平安時代の遺跡が広く展開しているものと思われます。
このホームページに掲載されていますすべてのPDFファイルは、　公益財団法人　松山市文化・スポーツ振興財団 埋蔵文化財センターに著作権があります。著作者に無断で当該著作物（PDFファイル）を無断で使用（ 転用・複製・改変・修正・追加・再配布・販売・翻訳など、またはそれに類似する行為）する行為は禁止されています。