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文化財情報館 > 現地説明会 >来住廃寺39次調査
来住廃寺39次調査(きしはいじ)
開催日 |
遺跡名 |
サイズ |
DL |
- 平成24年8月25 日(土)10:30 ~
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来住廃寺39次調査 |
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1.検出遺構
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竪穴建物:2棟、溝:3条、柱穴:62基、土坑:1基 |
2.出土遺物
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弥生土器、瓦、土師器 |
3.調査の成果と課題 |
来住廃寺に関連する遺構を確認することはできませんでしたが、来住廃寺の創建から廃絶にいたる長期間にわたる瓦が出土しました。これらは来住廃寺の変遷や、金堂以外の建物の存在を探る資料となります。またSB1上位で確認した黒色オリーブ土は、調査区東側を中心に広く存在しています。
遺構としての認定は困難ですが、建物の廃絶、あるいは整地に関連するものである可能性があり、今後の検討課題です。
このほか、中世の来住台地には岸城が築かれたと言われるものの、その位置などは明らかになっていません。今回確認した中世の溝は、岸城に近接する時期の遺構である可能性があり、重要な資料を提供することができました。
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遺構検出状況(北東から) |
SB1上位 瓦出土状況 |
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