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来住台地上で確認され、現在も継続して学術調査が実施されている久米官衙遺跡群(くめかんがいせきぐん)および来住廃寺跡の調査成果を解説しています。
展示遺物の中には、久米高畑遺跡第7次調査地出土の『久米評』刻書須恵器や、来住廃寺跡出土の軒丸瓦、軒平瓦などがあります。
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毎年実施されている学術調査によって様々なことが分かってきています。最新の情報をお知りになりたい方は、毎年開催されている発掘調査速報展・報告会までお越しくださいますよう、よろしくお願いいたします。
久米官衙遺跡群と来住廃寺(国指定史跡)
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久米官衙(かんが)遺跡群では、飛鳥~奈良時代の新旧の役所である「評衙(ひようが)」と「郡衙(ぐんが)」とが一つの台地上に展開することを確認できる、全国でも非常に珍しく、貴重な遺跡群です。
来住廃寺は 久米氏の氏寺(うじでら)とも言われる白鳳(はくほう)期の古代寺院跡です。近年の調査では、いままで塔(とう)の基壇(きだん)とされていた場所が金堂(こんどう)跡であったなど、新たな発見で注目されています。
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