2023年2月25日 更新
松山市民会館は昭和40年の開館以来、松山市の文化の発信地として、
多くの市民に愛され、親しまれています。
松山市民会館アラカルトでは、市民会館にまつわる
様々な情報を発信していきたいと思います。
みなさま、お気楽にお付き合いいただければ、幸いです。
では、第1回行ってみましょう。
市民会館3階の小ホールは、別名「能楽堂(のうがくどう)」とも呼ばれています。
この小ホールの扉を開けると、建物の中なのに屋根がついた舞台があるという、
何とも不思議な空間が目に入ってきます。これが「能舞台(のうぶたい)」です。
能舞台は、今から600年以上も前に能や狂言を演じる舞台として、
武家屋敷や神社の境内などに設置されていました。
そのため、建物の中なのに屋根があるのは、もともと能舞台が
屋外にあったころの名残りと言われています。
市民会館の能舞台は、建設されてから60年近く経った現在、
能や狂言だけでなく、落語や琴・三味線の演奏会などの
幅広いジャンルで利用していただいています。
これからも多くの方に観に来ていただきたいものです。
それでは、次回もお楽しみに!!