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桑原東稲葉遺跡2次調査(くわばらひがしいなばいせき)

    開催日
    遺跡名
    サイズ
    DL
  • 平成23 年6月25 日(土)10:30 ~
  • 桑原東稲葉遺跡2次調査

    4.47MB

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    1.検出遺構
     
    竪穴住居:4棟、掘立柱建物:6棟、溝:10 条、柱穴:165基、カマド
    2.出土遺物
     
    遺物は、弥生土器・土師器・須恵器・緑釉陶器や石器(砥石)ほか
    3.調査について  

     桑原東稲葉遺跡2次調査は、松山市が指定する埋蔵文化財包蔵地の『No.157- 1 桑原遺物包含地』内における埋蔵文化財の発掘調査です。調査地が所在する松山市桑原地区では数々の発掘調査が行われ、弥生時代から近世までの遺構や遺物が見つかっています。調査地の近隣では桑原東稲葉遺跡1次調査地があり、古墳時代の竪穴住居や溝のほか、古代の溝や土坑が発見されています。また、樽味四反地遺跡5次調査では弥生時代や古墳時代の竪穴住居のほか自然流路が検出され、流路内からは古墳時代から古代の遺物が多数出土しており、この中には硯(すずり)や奈良三彩など役所や寺院に関連する遺物が含まれています。
     今回の調査では、弥生時代や古墳時代から古代(6世紀から8世紀頃)の建物跡や弥生時代から平安時代までの遺物が見つかりました。

    樽味四反地遺跡23次調査
    調査地全景(西より)
    装飾文様のある紡錘車
    3棟の竪穴住居(SB1・3・4)は重複しており、SB3→ SB1→ SB4の順に作られています。なお、SB 3からはカマドの痕跡と思われる焼土を検出しました。
     
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