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【江戸時代】 松山市内で出土している火打石は、その多くが江戸時代のもので、松山城三之丸跡の武家屋敷跡と、清水町遺跡(清水町)の町屋敷跡などから出土しています。火打ち石には、石英・チャート・玉髄など「モース硬度」が7前後の硬い鉱物が使用されていました。出土品は全てごみ穴から出土しています。火花を出す時に割れて小さくなり、ごみ穴に廃棄したと考えられます。 大きさ:1cm~4cm程度