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《硯 飛鳥時代》
硯は今から約2000年前に中国で発明された文房具のひとつで、中国から直接あるいは朝鮮半島を経由して飛鳥時代に我が国へもたらされました。展示品は須恵質の硯で、丸い形をしていることから円面硯(えんめんけん)と呼ばれ、主に役人や僧侶が文字を書くのに使われました。