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《漁労具 古墳時代》
樽味地区で見つかった竪穴住居からは、漁労に使用された錘(おもり)が4点出土しています。このうち2点は土製で、粘土のかたまりの中心に棒状の工具で孔をあけ管状に成形した後、素焼きにより製作されています。他の2点は河原石を使った石錘で表面には網を巻きつけるための溝が掘られています。