012

弥生時代の鍋 甕形土器

松山市考古館蔵
出土地 まつやまし きたさやちょう
松山市北斎院町
遺跡名 さやからすやまいせき
斎院烏山遺跡
解説文

《弥生時代の鍋 甕形土器(かめがたどき) 弥生時代前期》

弥生時代前期の食べ物を煮炊きしていた土器で、現在の鍋にあたります。外側は調理の際に火を受けてボロボロになっています。遺跡は弁天山東側の低丘陵上にあり、幅3m程の溝を巡らした環境集落(かんごうしゅうらく)であったことが分かりました。