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《登り窯のゴミ捨て場 8世紀》
この土器は『須恵器(すえき)』と呼ばれ、登り窯を使用し、1,000度以上の高温で焼かれたものです。小野地区には、10箇所ほどの古代の登り窯が見つかっています。展示品は窯の中で高温に熱せられ、歪んでしまった失敗作です。失敗品は、灰原(はいばら)と呼ばれるゴミ捨て場に多く捨てられていました。