野外活動センターで「カッコ~ カッコ~」と
夏の到来を告げる「カッコウ」の鳴き声が聞こえるようになりました。
「カッコウ」は夏鳥として5月頃に南方から渡ってきます。
「カッコウ」の繁殖期は7月末頃までですが
他の鳥の巣に卵を産み付けて自分では子育てしない
「托卵(たくらん)」という習性で有名な鳥です。
気の毒なのは「托卵」された鳥達
自分の卵だと思って「カッコウ」の卵をいっしょに温めるのですが
「カッコウ」は他の鳥より孵化(ふか)の日数が短いのと
そのヒナはまだ孵化していない卵を巣から落とす習性があり
「托卵」された鳥は自分の子だと思って巣立つまで餌を与えて続けます。
夏を告げる「カッコウ」がやってきた野外活動センターですが
間もなく「あじさい」の季節を迎えます。
場内では少しだけですが色づき始めた「あじさい」も見られるようになりました。
あと2~3週間で綺麗に色付いた「あじさい」をご覧いただけると思います。
野外活動センターに是非お越しください。