「梅雨のはしり」—–という言葉
「梅雨に先立って現れるぐずついた天気」
(気象庁HPより)のことを言うようですが
令和6年5月28日の野外活動センターは大雨でした。
梅雨入りはまだ先のようですが、
土砂降りの野外活動センターでは
アスファルト舗装された道路や側溝に
大量の雨水が流れていました。
よく見るとすぐそばの草地からは雨水が染み出す程度で
流れている多くの雨水はアスファルト等に落ちた雨です。
草地すなわち森林はその保水性で「天然のダム」と言われます。
落葉の隙間や植物の根や土の隙間でスポンジのように
多くの雨水を貯め込んでゆっくりと水を流してくれます。
しかし近年「線状降水帯」による大雨が当たり前のように
なってきました。
草地や森林も水を貯められる能力を超えると、土砂災害につながります。
優しくもあり恐さもあるのが自然の姿。
雨は生活用水や、農業用水、工業用水等
暮らしに無くてはならない大切なものです。
雨はまた、いろいろな自然の姿も見せてくれます。
場内の「あじさい」も色付き始めました!
街中ではあまり見られなくなったカタツムリや
雨の好きな生き物等の観察も楽しいです。
野外活動センターへ是非お越しください。