新緑の美しい初夏を迎えました。
「大型連休」多くの皆様に、ご来場いただきありがとうございました。
この時期、自然は生命力に満ち、色々な植物も勢いよく成長しています。
新緑美しい野外活動センターですが 「 耳 」からも
自然を楽しんでいただければと ちょっとだけご紹介します。
風が木々の葉を擦り合わせる音、
小鳥のさえずり、
虫の音 —-
野外活動センターの自然の音はいろいろ癒される音が聞こえてきます。
そんな音の中に この時期ならではの独特の音があります。
お日様の光が満ちた昼間、ちょっと独特な蝉(セミ)の声が聞こえてきます。
「え? セミ って 夏 じゃないの?」と思われるかもしれません。
野活では夏を迎える前の4月半ばから6月に掛けて
初夏ならではの「ハルゼミ」の声を聞くことができます。
俳句の晩春から初夏の季語「松蝉」は
この時期の「ハルゼミ」のことを云うようです。
山間地や海岸線の松林、寺社仏閣等、黒松や赤松の木に
生息する 体長3cm程の 小さなセミです
松の木の それも 高い場所を好むのでその姿を肉眼で
見ることは ほとんどできません。
また 海岸部の埋め立てや、松くい虫による松枯れ等 生息場所である
松林の減少もあり、身近な場所で「ハルゼミ」の大合唱は
ほとんど聞けなくなりました。
一方 野外活動センターには樹高の高い松の木がたくさんあります。
「ハルゼミ」の生息に必要な自然環境が残っています。
晴れた日中には、あちらこちらの松林の高い所で大合唱が始まります。
五月晴れの午前中から昼過ぎまでの「昼間」によく鳴いています。
(曇りや夜は鳴きません)
初夏の音を感じに、是非 野外活動センターへ遊びに来てください!