野外活動センターの 芝生広場周辺で 冬の間に出会える
野活の「まっくろくろすけ」(ちょっと茶色っぽいですが—)
冬の間 地面や木の上に いっぱい います。
架空の妖精「まっくろくろすけ」になんとなく似てませんか?
妖精キャラクターの「ススワタリ(=まっくろくろすけ)」は
手でつかまえると潰れて煤で まっ黒になりますが、
野活の「まっくろくろすけ」は とげとげで硬くて ちょっと手ではつぶせません。
正体は「モミジバフウ(別名:アメリカフウ)」の 果実の種の抜け殻。
12月頃、種を飛ばしてから、落ちてくる種の抜け殻です。
クリスマスリース作りの材料にもなる硬い殻。(穴の部分は種が抜けた痕)
3月までは 芝生広場のあちこちで観られますが、
春の訪れで桜の花が咲く頃 ご来場の皆さんの姿が多くなると
いつの間にか いなくなります。
新しい「まっくろくろすけ」の赤ちゃん(=花)は
4月に若葉の芽吹きと同時に生まれてきます。
「モミジバフウ」は 秋にカエデに似た綺麗な紅葉を魅せてくれます。
紅葉が散る頃、種を飛ばして、また新しい「まっくろくろすけ」たちが姿をみせてくれます。
四季折々 自然の面白いもの 見つけに お越しください。
ちょこっと めだま をつけてみました(オモシロ工作の材料にもなります)