立春を過ぎても寒い日が続いていましたが、近ごろやっと、春を感じるようになりました。
さて3月になり、考古館ロビーも展示を一部新しくしました。発掘情報展のお知らせです。
去年夏の暑いさなかに調査した、祝谷アイリ遺跡の資料を展示しています。
展示のようす |
この遺跡からは、今から2,200 ~ 2,000 年前の弥生土器や、分銅形土製品が出土しました。
分銅形土製品には、ふんどう君でおなじみのにっこりな笑顔はなく、どことなくミステリアスな雰囲気を漂わせています。
分銅形土製品 |
そして今回の目玉は、方眼紙に描かれたこの図面。出土した土器と並べて、これを図面に起こした「実測図」を展示しています。
出土した土器と実測図 |
土器を正面から見た状態と断面の形状を、細かく計測、図化し、これに観察所見を書き込んでいます。
みなさんにお見せする機会のめったない実測図。実物とともに、弥生人の土器作りの技術と現代人の図面描きの技術を、ぜひ見比べてください。