『試掘調査について』
試掘調査は、埋蔵文化財包蔵地というエリア内で、開発が行われる予定地に遺跡があるかどうか調べ、遺跡がある場合はその範囲や性格(時代・遺跡の種類)を明らかにするものです。
ここでは、試掘調査の工程(ながれ)について紹介します。
①トレンチ(調査する範囲)を設定し、重機で掘り下げます。
②掘り下げが終了すると、壁面と平面を精査(掃除も)します。
③対象地内やトレンチ内を測量した後、写真を撮影します。また、遺構や遺物がみつかった時も写真撮影をします。
④調査が終了すると重機でトレンチを埋め戻し、最終確認をして試掘調査を終了します。
重機で掘り下げている様子 | 遺跡がみつかった様子 |
壁面の土層を調べている様子 | 埋め戻している様子 |
もしかしたら、松山市内のどこかで試掘をしている私たちの姿を見かけるかもしれません。
重機が動いていたり、深い穴があいていたり・・と非常に危険ですので、関係者以外の立ち入りはご遠慮くださいませ。
ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。