桧山峠古墳群は、標高160m程の丘陵上に造られています。
このうち7号墳は平成7年に発掘調査され、長さ約16mの前方後円墳であることがわかりました。竪穴式石室内には、ガラス製の玉や鉄製の馬具・鏃・刀子のほか砥石等が副葬されていました。墳丘では須恵器が出土し、古墳時代中期に造られた古墳であるとわかりました。この古墳は小規模でありながら前方後円形であることから、地域を治めていた首長の墓と考えられます。
小野地区の遺跡紹介4 『桧山峠(ひやまとうげ)7号墳』 |
桧山峠古墳群は、標高160m程の丘陵上に造られています。
このうち7号墳は平成7年に発掘調査され、長さ約16mの前方後円墳であることがわかりました。竪穴式石室内には、ガラス製の玉や鉄製の馬具・鏃・刀子のほか砥石等が副葬されていました。墳丘では須恵器が出土し、古墳時代中期に造られた古墳であるとわかりました。この古墳は小規模でありながら前方後円形であることから、地域を治めていた首長の墓と考えられます。