令和2年2月に祝谷大地ヶ田遺跡7次調査で出土した木製品『杓』の保存処理が完了しましたので、今回はこの『杓』と他の遺跡から出土した『杓』2点も併せて紹介します。
写真① 出土遺跡 祝谷大地ヶ田遺跡7次調査 溝出土
所属時期 弥生時代前期
大きさ 長さ 5.1㎝ 幅 8.2㎝ 高さ 29.3㎝
特 徴 把手の部分が丁寧に磨かれ加工されています。一木造り。
写真② 出土遺跡 釜ノ口遺跡9次調査 溝出土
所属時期 弥生時代後期
大きさ 長さ 49.0㎝ 幅 16.0㎝ 高さ 10.5㎝
特 徴 裏面には首部や柄部が表現されています。一木造り。
写真③ 出土遺跡 釜ノ口遺跡11次調査 自然流路出土
所属時期 弥生時代中期後葉~古墳時代中期
大きさ 長さ 29.4㎝ 幅 16.4㎝ 高さ 16.2㎝
特 徴 完形品。一木造り。