昨年度、刊行した報告書「筋違M遺跡・筋違Q遺跡」の中から地鎮遺構を紹介します。地鎮遺構は地中に穴を掘り、土器をおさめ「マツリ」をした跡です。
この写真は、筋違Q遺跡の地鎮遺構の出土状況です。土師器の皿や坏が重なり合って20個体以上出土しました。 | |
この写真は、筋違Q遺跡の地鎮遺構から出土した鎌倉時代の土師器の皿です。 |
現在の地鎮は、地中にものを埋めるのではなく、地上にて建物を新築する際に地神に、工事の安全を祈願する「地鎮祭」が広く行われています。
出土した遺物は、現在行っている「掘ったぞな 松山2018」で展示しておりますので、ぜひご覧ください。
「掘ったぞな 松山2018」
|