１２月９日に現地説明会を開催いたしました。道後今市いまいち遺跡からは、中世と弥生時代の生活した跡が見つかりました。中世では、今から５００～８００年前のお墓が見つかりました。お墓からは、人骨、歯、土師器はじきの坏、皿が見つかりました。弥生時代では、今から１９００年前の土器だまりと河が見つかりました。土器だまりからは甕、壺、鉢、高坏の土器のほか魚を捕る網につける石の錘おもりが見つかりました。
　当日は２２６名ものご参加をいただき、本当にありがとうございました。
現在は松山市考古館でロビー展として出土した遺物を展示しています。ぜひお越しください。

考古館では、明日１１月１７日（金）より、平成29年度愛媛県・松山市連携事業「いにしへのえひめ」展　を開催しております。

平成29年度愛媛県・松山市連携事業「いにしへのえひめ」展

展示会では、昨年度に愛媛県埋蔵文化財センターが発掘調査を行った伊予市高見Ⅰ遺跡と今治市新谷古新谷遺跡から出土した土器や石器、木製品などを展示しています。 会場（特別展示室）では新谷古新谷遺跡から出土した木製品の一部や器台、そして高見Ⅰ遺跡からみつかった旧石器時代の石器などを間近で見ることができます。

 皆様のご来場をお待ちしております。