平成28年12月~平成29年1月の間に「桑原遺跡7次調査」を行いました。
遺構完掘状況(北より)
調査では、遺構は弥生時代の溝が見つかり、遺物は弥生時代から古墳時代の遺物が見つかりました。
溝から出土した弥生土器
弥生時代では弥生時代終末期の溝が見つかり、この溝からは大型の壺形土器、長頸壺ちょうけいつぼ、高坏たかつき形土器などの弥生土器がまとまって出土しました。そのほかには、鉢形土器と支脚しきゃく形土器が出土しました。 この調査では、調査地である桑原地区に展開する弥生時代終末期の集落や、古墳時代の集落範囲を解明するうえで貴重な資料が得られました。
コメントは閉じています。