今月15日（日）11:30開始予定の「祝谷大地ヶ田遺跡6次調査」の現地説明会ですが、当日は公共交通機関をご利用いただきますよう、お願い申し上げます。

今朝から現地説明会の日時や会場に関する問い合わせの電話連絡が午前中だけでたくさんありました。改めてまつやま市民の皆様が埋蔵文化財やその保護に想いを寄せていただいていることに感謝する次第。

さて、祝谷六丁目の発掘調査中の現地で予定されている発掘調査現地説明会ですが、残念ながら参加者用の車を駐車するスペースがありません。恐れ入りますが、公共交通機関（具体的には路線バス、丸山橋バス停下車徒歩５分程度）のご利用を重ねてお願い申し上げます。
問い合わせのたくさんの電話に対して、公共交通機関利用をお願いすると、皆さんが声を揃えたように「ほんならバスでいこうわい」との声が受話器の向こうから聞こえてきました…。

現地説明会当日は、丸山橋バス停から現場までのルートにはスタッフが何か所にも立って、誘導させていただく予定ですので、お気軽にお声掛け願います。

なお、四輪以外のバイクや原付、自転車などの二輪を利用したり、はたまた、運動不足解消や健康維持のためのウォ―キングや散歩がてら説明会に参加されてみてはいかがでしょうか？

当日は係員の誘導や案内、あるいは案内表示に沿って、ご見学と移動をお願い申し上げます。余談ですが、先日初めて祝谷で発掘された新たな前方後円墳（祝谷9号墳）を目の当たりにした“magatama”（ハンドルネーム）は思わず息をのみました。まつやまの古墳で空白とされていた西暦5世紀代の古墳、しかも帆立貝式の前方後円墳のほぼ全体が太陽の下に現れたのですから…。

15日はひとりでも多くのまつやま市民の皆様に、地域の遺跡を、発掘時のままの姿をご覧いただきたいと願っています。埋蔵文化財を通じて祝谷地区の歴史的背景や、当時の社会構造等に想いを馳せ、いにしえのまつやまについて理解を深めていただければ幸いです。

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