快晴の12月18日（日）、埋蔵文化財センター職員は松山市総合コミュニティセンターで開催された『キッズジョブまつやま2016』へ出展して参りました。
このキッズジョブは、松山市小中学校PTA連合会と松山市文化・スポーツ振興財団の主催のもと、松山市内の小中学生を対象に仕事の意義・仕組み・やり方を体験させることにより、働くことの楽しさや厳しさを学び、地元企業への関心と理解を深めることを目的に開催されました。

土器パズルをおこなう生徒

遺跡の出土遺物を仕分ける生徒

参加した小中学生がおよそ1,500人以上。
当日は元気な小中学生と親御さん、市P連の皆様や58の出展関係者、そして市P連の皆様で、会場のコミセンは終日お祭りのような賑わいでした。
私達埋文職員は、朝早くたくさんの教材を公用車に積み込んでコミセンへ駆けつけ、2階のとある部屋を借りて設営。

その準備が完了し今か今かと生徒を待っていたところに、元気な1～４年生20人強が第１グループで集合。
集合した生徒は、埋蔵文化財センターの仕事紹介をグループ全員で聞いたのち、５～６人のチームごとに土器の実物大立体パズル、土器しらべ、遺物仕分け、埋文クイズの各ブースを回り、調査員の仕事を疑似体験することでたくさんの気付きや発見があったようです…。

今回はこのようなグループがなんと４つも埋文に参加していただきました。ということは、今日一日で、約100人の生徒やその親御さんに、埋蔵文化財センターの発掘調査員について話したり、実物を見たり、触ったり、…と楽しい古代体験を提供することができました。私達埋文職員は、今日もたくさんの方と接して、話して（埋文の仕事を紹介して）、古代体験の感想を聞いたり……と充実したひとときをご一緒することができました。

ご参加いただいた生徒及び親御さん、ありがとうございました。このなかから、将来の埋蔵文化財センターの発掘調査員が誕生することがあるかもしれないですね……