松山城三之丸跡18次調査④

投稿者： hajiki in 発掘調査・試掘調査, 遺跡紹介 | コメントを残す
222月2016
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馬場土手と南北方向道路に挟まれる南北溝

松山城三之丸の西端には、土塁の内側を南北方向に延びる馬場（約365m）があり、この馬場横沿いに走る溝（南北溝）が絵図に描かれています。

 

今回の調査で見つかった南北溝は、東西溝から流れてきた水を堀之内西南隅の池まで流す役割をしていたことが絵図から想定されています。東西溝と南北溝の合流地点を上から見ると「Ｌ」字状に屈曲していましたが、当初は「Ｔ」字状になっていたことも確認できました。

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大きな石で塞がれた南北溝

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