カテゴリーの過去記事: 出土物整理
埋蔵文化財センターの仕事について【土器の実測】 |
前回お伝えした接合作業に続いて、今回は、遺跡から出土した土器などを図面にし、記録する仕事についてご紹介します。 この作業のことを「実測(じっそく)」といいます。 土器についての情報を分かりやすく、客観的に伝えるため、図面 … Continue reading
埋蔵文化財センターの仕事について【土器の復元】 |
こんにちは。復元室です。 私たちの部屋には、松山市内で発掘された土器が(ほとんどがバラバラに割れた状態)で運ばれてきます。 その一つひとつを元の状態に復元していきます。 接合できるものを探しだして・・・ このような … Continue reading
埋蔵文化財センターの仕事について |
これから数回に分けて、松山市埋蔵文化財センターで行っている仕事について、少しずつご紹介したいと思います。 屋外の「発掘調査」について注目されることが多いのですが、埋蔵文化財センターでは「発掘調査」以外にも、遺跡から見 … Continue reading
常滑焼・渥美焼のこと(その2) |
前回は常滑焼・渥美焼の特徴や歴史についてお話しましたが、今回は北条河野地区別府遺跡から出土したものについて書きたいと思います。 出土したのは小さな破片ばかりで20点以上はありますが、焼き物の特徴をとらえて図や写真とし … Continue reading
常滑焼・渥美焼のこと(その1) |
みなさんは「常滑(とこなめ)焼・渥美(あつみ)焼」ってご存知ですか? ”よく知っている”、”名前だけは聞いたことがある”、”初めて耳にした”など、いろいろな方がいらっしゃると思いま … Continue reading
南江戸上沖遺跡の遺物 |
南江戸上沖遺跡は平成27年9月~平成28年7月まで発掘調査(屋外調査)を行いました。 南江戸上沖遺跡からは、鎌倉時代の建物を区画する溝が見つかっています。現在は、報告書作成のための整理作業(屋内整理)を行っています。そ … Continue reading
試掘調査で出土した土器 |
試掘調査 埋蔵文化財センターでは、毎日のように市内のどこかに出かけて、試掘調査というものを行っています。 これは、埋蔵文化財包蔵地というエリア内で、建物が建てられるようなときに行うもので、地中をトレンチと呼ばれる長方形の … Continue reading
伊予の豪族“河野氏”のこと(その3) |
前回は平成29年度の調査で出土した遺物の時期と、その頃に姿を現し始めた河野氏、とくに通清(みちきよ)、通信(みちのぶ)親子の登場までのお話しをしました。 今回は二人が活躍した源平合戦のころに焦点を当ててみたいと思いま … Continue reading
伊予の豪族“河野氏”のこと(その2) |
前回、風早郡の場所について簡単にお話ししましたので、今回は調査を行った別府遺跡のことや、遺跡がある河野地区、河野氏の歴史について触れてみたいと思います。 調査した中で、現時点では時代のはっきりしない遺構などもあります … Continue reading