カテゴリーの過去記事: 出土物整理
埋蔵文化財センターの仕事について[銭貨の保存処理(後編)]
投稿者| in 出土物整理
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金属製品を保存処理する工程のなかで、前編でお話しした「クリーニング作業」は、保存処理作業全工程中の7~8割の時間を費やします。 このクリーニング作業が終わると、次は専用の薬品や装置を使って銭貨の「安定化処理」、「樹脂含浸 … Continue reading
ミニ展示はじめました【発掘情報展】 |
立春を過ぎても寒い日が続いていましたが、近ごろやっと、春を感じるようになりました。 さて3月になり、考古館ロビーも展示を一部新しくしました。発掘情報展のお知らせです。 去年夏の暑いさなかに調査した、祝谷アイリ遺跡の資料を … Continue reading
埋蔵文化財センターの仕事について【写真の撮影2】 |
こんにちは、スタジオです。 2021年8月のブログ[銭貨の保存処理(前編)]で紹介された、「銭貨」が写真撮影のためにやってきました。 その数559枚! 裏面にも大事な情報があるので、すべて表と裏の写真が必要です。 おもて … Continue reading
埋蔵文化財センターの仕事について【調査の成果を残す】 |
発掘調査の成果を文書で残すことも、埋蔵文化財センターの大事な仕事です。 埋め戻してしまうと、発掘現場の様子は2度と見ることができないので、その記録を活字と挿図で後世に残します。 その成果品のうち、速報版を「概要報告書(概 … Continue reading
埋蔵文化財センターの仕事について【土器の復元2】 |
こんにちは。復元室です。 前回のブログ(2021年5月12日)で、小さな土器の破片から土器を復元するようすを紹介しておりましたが、その後、紹介した破片から土器が1点復元できましたのでお知らせします。 約1500年前 … Continue reading
埋蔵文化財センターの仕事について【土器のトレース】 |
こんにちは。 実は、考古館から少し西に上がった所にある文化財情報館でも、遺跡の記録保存作業をしています。 今回は情報館より、土器の「トレース」について紹介したいと思います。 土器などを実測した後に、原図を書き写す … Continue reading
埋蔵文化財センターの仕事について【試掘調査】 |
『試掘調査について』 試掘調査は、埋蔵文化財包蔵地というエリア内で、開発が行われる予定地に遺跡があるかどうか調べ、遺跡がある場合はその範囲や性格(時代・遺跡の種類)を明らかにするものです。 ここでは、試掘調査の工程( … Continue reading
埋蔵文化財センターの仕事について[展示会の準備]
投稿者| in 出土物整理
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埋蔵文化財センターに附属する松山市考古館では、年に5回ほど展示会を開催しています。 今回は、その準備の様子を紹介します。 まずは、 テーマを決めて、展示する遺物や写真などをピックアップ。 たくさんある遺物の中から選ぶのは … Continue reading
埋蔵文化財センターの仕事について[銭貨の保存処理(前編)]
投稿者| in 出土物整理
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金属製品、木製品、動植物遺骸体(いがいたい)など、発掘調査で出土したままの状態で保管すると、近い将来には変形してしまい形が無くなってしまう遺物を、できる限り出土した状態の形を保つために行う処置を保存処理といいます。 … Continue reading
埋蔵文化財センターの仕事について【写真の撮影】 |
こんにちは、スタジオです。 今回は、遺跡から出土した土器などを写真で記録する仕事についてご紹介します。 調査で出てきた遺物は、洗浄・復元の後、図面や写真、文章などでしっかり記録します。時には消失することもある物の姿 … Continue reading