カテゴリーの過去記事: 報告書作成
南江戸上沖遺跡の遺物 |
南江戸上沖遺跡は平成27年9月~平成28年7月まで発掘調査(屋外調査)を行いました。 南江戸上沖遺跡からは、鎌倉時代の建物を区画する溝が見つかっています。現在は、報告書作成のための整理作業(屋内整理)を行っています。そ … Continue reading
松山市埋蔵文化財調査年報30を刊行しました |
平成29年度に発掘調査を実施した15遺跡の成果報告のほか、出土品の整理・保存処理、普及啓発活動などをまとめた松山市埋蔵文化財調査年報30(29年度)を刊行しました。是非、考古館に見にきてくださいね。 & … Continue reading
松山外環状道路関連遺跡の整理でわかったこと |
今回は、松山外環状道路の建設に伴う12遺跡の発掘調査のまとめを報告します。 調査地は、松山市余戸西・東垣生町・南吉田町の3地区に広がる松山平野沿岸部付近の低地にあり、南吉田南代遺跡では、弥生時代前期から中期頃と弥生時 … Continue reading
船ケ谷遺跡5次調査の整理作業⑤ ー最終ですー |
報告書刊行と遺物の収納 11月末に9割ほど仕上がった原稿は、即印刷屋さんに入稿しました(文章ができたのは1月上旬です・・・)。そして1月末に無事刊行することができました。こうして刊行できたのも、発掘調査で … Continue reading
船ケ谷遺跡5次調査の整理作業④ |
遺物の写真撮影 9月~10月にかけては遺物の写真撮影をおこなったほか、現場の写真や遺物の写真のレイアウト作業をおこないました。遺物の写真撮影はデジタルカメラで撮影します。撮影は、遺物の方向や角度、シャッタースピードや露 … Continue reading
船ケ谷遺跡5次調査の整理作業③ |
7月~8月にかけては遺構や遺物図面のトレース作業をおこないました。トレース作業とは、遺構や遺物の線の太さを変えて分かりやすい図に仕上げる作業です。つい最近までは、原図の上に薄紙(トレーシングペーパー)を載せ専用ペンで敷き … Continue reading
船ケ谷遺跡5次調査の整理作業② |
5月から始めた整理作業は遺物の復元(石膏入れ)、遺構や遺物の実測作業が6月末で終了しました。 7月からは、報告書に掲載するための遺構図や遺物図のトレース作業をおこなっていきます。肝心のページ数や原稿はまだまだこれからです … Continue reading
船ケ谷遺跡5次調査の整理作業① |
平成26年度に実施した船ケ谷ふねがたに遺跡5次調査では、弥生時代~古墳時代の遺構・遺物が見つかっています。弥生時代では壺棺つぼかんや土坑どこう状遺構、古墳時代では横穴式石室を主体部とする古墳2基などが見つかりました。 … Continue reading
埋蔵文化財報告書「宮前川流域の遺跡Ⅲ」が発刊されました。 |
昨年度末の3月に、埋蔵文化財センターから松山市埋蔵文化財調査報告書「宮前みやまえ川流域の遺跡Ⅲ」が刊行されました。 「宮前川流域の遺跡Ⅲ」には、埋蔵文化財センターの東にある大峰ケ台丘陵を越えた地域、朝美、辻町地域で調査さ … Continue reading
埋蔵文化財の整理等作業(その2)ー土器の観察ー |
報告書刊行に向けて整理等作業を進めている実際のケースを例に挙げながら、松山市立埋蔵文化財センターの建物内で担当調査員がどのように取り組んでいるかを10回シリーズで紹介する、今回はその2回目。 発掘作業中、さまざまな遺物が … Continue reading