カテゴリーの過去記事: 発掘調査・試掘調査
衣山内宮田遺跡の発掘調査 |
令和元年9月から1か月間、調査を行いました。調査面積は約280㎡です。調査範囲が狭かったため、遺跡の全体像を確認することはできませんでしたが弥生時代から古墳時代の竪穴建物跡や柱穴、溝跡などが見つかりました。 竪穴建物 … Continue reading
東垣生八反地(ひがしはぶはったんじ)遺跡6次調査で発掘調査を実施中です。 |
松山市埋蔵文化財センターは、令和2年2月3日より松山市東垣生町内にて(仮称)松山市新垣生学校給食共同調理場整備事業に伴う埋蔵文化財の発掘調査を実施しています。 調査地周辺では、平成26年度から28年度にかけて松山外環 … Continue reading
下難波腰折(しもなんばこしおれ)遺跡1次調査で古墳が4基みつかりました。 |
調査地は腰折山南麓の尾根上、標高40m~50mにあります。北条平野では山麓尾根上や独立丘陵上に古墳が多数分布しています。特に古墳時代後期(6世紀)の古墳が群集する県内でも有数の古墳地帯であり、調査地はその一つにあたりま … Continue reading
試掘調査で出土した土器 |
試掘調査 埋蔵文化財センターでは、毎日のように市内のどこかに出かけて、試掘調査というものを行っています。 これは、埋蔵文化財包蔵地というエリア内で、建物が建てられるようなときに行うもので、地中をトレンチと呼ばれる長方形の … Continue reading
松山城三之丸跡で北御門西袖の城外側石垣と築城期の道路面が見つかりました。 |
松山城三之丸跡22次調査の確認調査を令和元年11月末から12月末の間実施しました。 今回の確認調査は、史跡松山城跡の三之丸跡において、北御門西袖の石垣の確認を主目的として実施したものです。わずかに土塁の斜面に露出して … Continue reading
久米才歩行(くめさいかち)遺跡8次調査。 |
久米才歩行遺跡はこれまでに7次の調査が行われ弥生時代から中世までの集落に関係する遺構や遺物がたくさん見つかっています。調査は7月16日(火)~8月15日までの間に行いました。調査面積は約90㎡です。 見つかった遺構は … Continue reading
別府遺跡4次調査で出土した石垣のこと |
前回ご紹介した木樋に続いて、今回は石垣について少し詳しく説明したいと思います。 出土したのは調査範囲の北側で、調査区の西端(にしはし)から東端(ひがしはし)までずっと続いていて、約33.8m分を発掘しました。両端とも … Continue reading
別府遺跡4次調査で出土した木樋のこと |
「別府遺跡4次調査」で出土した木樋について少し詳しく説明したいと思います。 木樋は導水のための施設ですが、今回の調査では一部の出土であったため、「何のために」、「どこから取水」して「どこに放水」するのかを解明すること … Continue reading
松山外環状道路関連遺跡の整理でわかったこと |
今回は、松山外環状道路の建設に伴う12遺跡の発掘調査のまとめを報告します。 調査地は、松山市余戸西・東垣生町・南吉田町の3地区に広がる松山平野沿岸部付近の低地にあり、南吉田南代遺跡では、弥生時代前期から中期頃と弥生時 … Continue reading