カテゴリーの過去記事: 遺跡紹介
下難波腰折(しもなんばこしおれ)遺跡1次調査で古墳が4基みつかりました。 |
調査地は腰折山南麓の尾根上、標高40m~50mにあります。北条平野では山麓尾根上や独立丘陵上に古墳が多数分布しています。特に古墳時代後期(6世紀)の古墳が群集する県内でも有数の古墳地帯であり、調査地はその一つにあたりま … Continue reading
久米才歩行(くめさいかち)遺跡8次調査。 |
久米才歩行遺跡はこれまでに7次の調査が行われ弥生時代から中世までの集落に関係する遺構や遺物がたくさん見つかっています。調査は7月16日(火)~8月15日までの間に行いました。調査面積は約90㎡です。 見つかった遺構は … Continue reading
松山市埋蔵文化財調査年報30を刊行しました |
平成29年度に発掘調査を実施した15遺跡の成果報告のほか、出土品の整理・保存処理、普及啓発活動などをまとめた松山市埋蔵文化財調査年報30(29年度)を刊行しました。是非、考古館に見にきてくださいね。 & … Continue reading
別府遺跡4次調査で出土した石垣のこと |
前回ご紹介した木樋に続いて、今回は石垣について少し詳しく説明したいと思います。 出土したのは調査範囲の北側で、調査区の西端(にしはし)から東端(ひがしはし)までずっと続いていて、約33.8m分を発掘しました。両端とも … Continue reading
別府遺跡4次調査で出土した木樋のこと |
「別府遺跡4次調査」で出土した木樋について少し詳しく説明したいと思います。 木樋は導水のための施設ですが、今回の調査では一部の出土であったため、「何のために」、「どこから取水」して「どこに放水」するのかを解明すること … Continue reading
松山外環状道路関連遺跡の整理でわかったこと |
今回は、松山外環状道路の建設に伴う12遺跡の発掘調査のまとめを報告します。 調査地は、松山市余戸西・東垣生町・南吉田町の3地区に広がる松山平野沿岸部付近の低地にあり、南吉田南代遺跡では、弥生時代前期から中期頃と弥生時 … Continue reading
金属製品の保存処理(鉄) |
金属製品の保存処理(鉄) 左の写真は船ヶ谷遺跡の発掘現場から保存処理室へ持ち込まれた保存処理前の鉄製品です。土や土銹に覆われていてどのような鉄製品かわかりませんでした。この土や土銹を除去、折れているパーツを接合、鉄製品 … Continue reading
経石山古墳4次調査が始まりました。 |
桑原町に所在する県指定史跡の「経石山古墳」について、古墳の規模を確認する目的で埋蔵文化財の発掘調査を実施することとなりました。調査場所は、経石山古墳の南側に隣接する経石山公園内となります。調査区については幅1m、長さ7 … Continue reading
筋違S遺跡の調査について |
筋違S遺跡の調査について 調査地は、伊予鉄道福音寺駅より北方へ約110mの地点に位置し、標高29.2mに立地します。周辺の遺跡には、福音寺遺跡竹ノ下地区、福音小学校構内遺跡、筋違すじかい遺跡、乃万の裏遺跡、北久米常堰遺 … Continue reading
道後今市遺跡16・17次調査 |
道後今市遺跡16・17次調査は、県民文化会館の東側のマンション建設地で平成29年9月~12月にかけて調査を行いました。 道後今市遺跡16次調査 調査区を調査地北部西側、また調査地北東部を東西と中央を南北とL字状に調査 … Continue reading