松山市考古館/文化財情報館周辺の開花情報を中心に季節の風景や話題そして考古館の活動情報を提供いたします。
平成8年1月19日、中華人民共和国大連市観光訪問団が松山市を表敬訪問された際に、大連市観光局長の張宏安氏からハスの種子を贈呈されました。
この種子は、大連市の遺跡で出土した約1000年前の古代ハスの種子で、寄贈された後は松山市農業指導センターにて育成していました。
平成10年4月以降は農業指導センターから株分けされた根を松山市考古館で管理・育成しています。
これまでの生育状況は、茎や葉が大きく生育するとともに、ほぼ毎年可憐で美しい花を咲かせています。
花の寿命は開花後2、3日で、咲いている時間は午前6~11時頃です。11時以降になると、閉じてしまい、また翌日の午前中に開花します。
古代ハスの開花にあわせて、考古館ロビーでは無料で『古代の蓮(ハス)パネル展』のコーナーを設置していますので、ご観覧ください。