秋が近づいてきました


10月11日(水)

考古館で育成している古代蓮には枯葉が目立ち、朝晩も肌寒い日が多くなってきました。
池の周りの桜にも、少しだけ色づいた葉がみられるようになりました。


松山市考古館では、(公財)愛媛県埋蔵文化財センターが昨年度に愛媛県内(松山市を除く)で発掘調査を実施した遺跡や調査報告書を刊行した遺跡について紹介する展示会「いにしへのえひめ2023」を11月26日まで開催しています。

展示会では、別名端谷1遺跡2次調査(今治市)より出土した平安時代の井戸側や、
平安時代の陶磁器(越州窯系青磁、白釉緑彩陶器、緑釉陶器など ※当時の高級食器)大変珍しい資料を展示しています。

また、北竹ノ下1遺跡(西条市)から出土した縄文時代早期の押型文土器、弥生土器、中世の土師質土器や碁石、桜井遺跡(西条市)や紫宸殿遺跡(西条市)で出土した石包丁、土師器、土師質土器、陶磁器などについても展示・紹介しています。

10月14日(土)10:00から12:00には、別名端谷1遺跡2次調査、北竹ノ下1遺跡・桜井遺跡・紫宸殿遺跡の発掘調査成果について、愛媛県埋蔵文化財センターの調査員に説明していただく報告会を予定しておりますので、是非ご参加ください(※事前申し込みが必要でしたが、現在追加募集中です)。

せまい室内ですが、充実した内容の展示となっておりますので、是非おこしください。

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