松山市考古館/文化財情報館周辺の開花情報を中心に季節の風景や話題そして考古館の活動情報を提供いたします。
銅鐸は、弥生時代に祭祀・儀式に使われたと考えられている釣り鐘形の青銅器です。
発見された銅鐸の数は全国で500点(2001年文化庁調べ)ほどです。松山市の遺跡からは発見がなく、愛媛県内では、2010年8月に四国中央市の上分西(かみぶんにし)遺跡から発掘された、銅鐸(扁平紐式)のつり手部分が唯一のものです。
銅鐸に描かれた絵などからは、銅鐸はムラでの稲作に伴う祭祀・儀式などの際に使用された道具で、大きさや形の変化などからは、鳴らし音を響かせた道具から、見せる道具にかわっていったと考えられています。弥生人の生活にとって重要な道具だった。
ミニ銅鐸をピカピカにみがいてみませんか。
【古代体験キット・合金みがきキット】
休館日を除き、松山市考古館では、合金みがきキット・ミニ銅鐸(1個700円)を販売しています。考古館の思い出に、体験学習に、こどもさんやお孫さんのお土産にいかがでしょうか。
(数に限りがあります、ご注意を)
【体験の感想から】
「小さいけれど、どうたくの形や、うすく作られていることがわかって、やよいじんはすごい」、「ぴかぴかにみがいたどうたくはかっこいい」、「しんぴてきな形で、どうたくはおもしろい」などの感想をいただいています。
写真:銅鐸キット