松山市考古館/文化財情報館周辺の開花情報を中心に季節の風景や話題そして考古館の活動情報を提供いたします。
令和2年9月、朝日谷2号墳出土品が松山市で初めての重要文化財・考古資料に指定されました。これを受け、令和3年3月30日には、松山の至宝である考古資料や発掘調査成果をお伝えする説明看板と表示看板を、松山総合公園の第2駐車場から第3駐車場へ向かう園道に設置しました。
説明看板では、古墳の発見経緯や調査研究成果を説明文と写真でわかりやすく紹介し、案内看板では、松山市考古館イメージキャラクター“ふんどう君”が、かつて古墳のあった方向を右手で案内しています。
公園を訪れた折には、朝日谷2号墳の看板(説明・案内)をご覧ください。松山総合公園のある大峰ヶ台(西山)の北側丘陵には、かつて、松山平野最古級の前方後円墳(古墳時代出現期:3世紀後半)が存在し、瀬戸内地方の古墳時代の開始や、その様相を解明するために重要な学術価値の高い考古資料が出土したことに思いを馳せていただければ幸いです。
なお、松山市考古館受付では、図録『朝日谷2号墳』を好評発売中です。A4判・全16ページ・オールカラーの内容で、ご希望されるお客様には1冊500円で販売しています。