２００９年、大手スポーツメーカーがバドミントンのタン・ブンボン選手（マレーシア）のスマッシュスピードの測定を行いました。ハイスピードカメラを使用し、スマッシュの瞬間を１秒間に２００００コマにて撮影。その撮影記録から打球直後のシャトルの瞬間速度を導き出したのです。結果、スマッシュの速度は時速４２１キロを記録。この数値がギネス世界記録に認定されているのです。
しかしこの速度はあくまでも初速。シャトルは重量も５グラム程度と軽く、羽がついているので空気抵抗を受けやすく、進めば進むほどどんどん減速します。４２１キロのスマッシュでも相手の手元に達するころには約６０キロまで減速するのです。
シャトルは大きく分けて「ナイロン製」と「水鳥製」があります。ナイロン製シャトルは価格が安く、耐久性に優れているのですが、キッズバドミントン教室では打ち応えがあり、飛行性能に優れている水鳥のシャトルを使用しています。北条スポーツセンターでスタートしたキッズバドミントンの皆さん、いっぱい練習して体育館に「スパーン」と音の響く、速くてかっこいいスマッシュをいっぱい決めて下さいね（笑）
