今年の干支の「巳(へび)」。あの長い身体をくねらせニョロニョロ動く姿が苦手という方も多いでしょう。
皆さん、ヘビはどうやって前に進むと思いますか?匍匐(ほふく)前進で体の鱗(うろこ)の摩擦を利用して進んでいる?いいえ違うのです。
ヘビがニョロニョロしながら体に力を入れると、お腹の外側の沿ってエッジ(角)ができます。左右2つのエッジで横滑りを防ぎながら滑りながら進んでいるのです。つまりスピードスケートのように靴の刃のエッジを利かせ、蛇行しながら進んでいくのと同じ原理なのです。
ヘビ以外にもウナギやトカゲなど、このように無理のない自然な筋肉の動かし方をしている生物は他にもたくさんいます。現在のスポーツ界でもそんな動きを参考にして、よりスムーズで、より速く、パフォーマンスの向上が可能となるフォームの研究が進んでいるのです。
このお話は長くなりそうなので、続きは後日書かせていただきますね(笑)