(松山中央公園キッズテニス教室)
先日、書かせてもらった「給食」。そもそも学校給食はなぜ始まったのでしょう。現在、日本人の死因の1位「悪性新生物(癌)」、2位「心疾患(心臓病)」、3位「脳血管疾患(脳卒中)」です。戦後は今のように癌や心臓病、脳卒中などではなく死因の1位は「結核」、毎年20万人もの方が結核で亡くなっていたのです。
しかも結核は高齢者だけではなく、10~20代の若い命も多く奪い、その結核の原因の一つが栄養失調でした。1950年には日本国民の4人に1人が栄養失調が原因で何らかの病気にかかっていたという統計も残っています。そこで「日本の将来を担う子供達に、1日1食でも栄養のある食事を食べさせてあげよう」という目的で制定されたのが「学校給食法(1954年)」だったのです。
国会議員を選ぶ第46回衆議院選挙も終わり、新内閣も発足。憲法41条には「国会は国権の最高機関であり、国の唯一の立法機関である」と書かれています。立法とは法律を作る事で、国会での大事な仕事は法律を作る事なのです。
栄養満点の給食を食べ、寒い冬でも屋外で元気よく身体を動かしているキッズテニス教室の子供達や、健康で丈夫に育った自分の身体を見ると、「学校給食法」に感謝です。これからも子供達が笑顔で、今以上に安心して暮らせる日本にしていただけるよう国会議員の皆さんにお願いし、私達も財団職員として子供達の為に出来る事を精一杯努力していきたいと思います。