「3時間後」

by okada
3月 06 2013 年

 

お酒を飲むとトイレが近くなります。原因の1つはアルコールの利尿作用。人の脳からは通常、抗利尿ホルモンが分泌されトイレの回数をいたずらに増やさないようコントロールしてくれています。起きている間は数時間ごとトイレに行くのに、睡眠中は長時間トイレに行かなくても大丈夫という体のリズムは、抗利尿ホルモンが日中は少なく、睡眠中は多く分泌される為なのです。

しかし、アルコールはこの抗利尿ホルモンを押さえる働きがあり、通常よりトイレの回数を増やしてしまうのです。でも大丈夫!人の体は賢く作られています。トイレに行き過ぎて脱水症状を起こさないよう、ある程度までいくと抗利尿ホルモンの動きは正常に戻ろうとするのです。その時間は飲み始めてから約3時間後。

つまり、お酒を飲みながら上司と重要な仕事の話、友人に大事な悩み事の相談、気になるあの人と将来について大切な話をするならば「飲み始めて3時間後」が目安なのです。しかし、3時間後に泥酔状態になる可能性がある方には早めのお話をお勧めします(笑)

 

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