「笑って健康」

by okada
9月 01 2012 年

甲子園球場での「第94回全国高校野球選手権大会」は大阪桐蔭高校が春夏連覇。「第15回俳句甲子園全国大会」では松山東高等学校が11年ぶり2回目の優勝。そして先週末、全国の高校生が「お笑いパフォーマンス」を競う「第2回笑顔甲子園」が新居浜市で開催され、昨年と同様「全ての世代を笑顔にできるか」をテーマに、12組の高校生がコントや漫才で会場を沸かせました。

「笑い」と「健康」、実は深い関係があるのです。皆さんも笑い過ぎてお腹が痛い!という経験をした事があるはずです。人は笑う時に、腹筋をはじめとする身体の様々な部分の筋肉が使われるのです。笑う時に1番活発に使われるのは腹筋。その他に背中の筋肉や胸の筋肉なども笑いに関係しています。

筋肉を使うと生活習慣病の予防に効果がある!これは皆さんもよく理解されている事。糖尿病の患者さんを対象に「専門的な講義」と「漫才」を聞かせた後の血糖値の上がりを調べたところ、漫才で大いに笑った患者さんの血糖値が低下したとの結果が得られました。笑う事でものの見事に血糖値が下がるのです。しかも、笑う前の血糖値が高い人ほどよく下がるのです。もちろん運動でも血糖値は下がります。膝や腰が痛いので今日は運動は・・・という方、お友達と楽しくおしゃべりして笑ったり、大好きなお笑い番組を見てたくさん笑って下さい。そして体調が良く、運動ができる日には楽しく笑いながら体を動かして下さいね。

「笑顔甲子園」に出場した高校生たちが「笑いを通じて地域に元気を生み出そう」としたように、私達、市民スポーツ振興課も「スポーツを通じて松山を元気にしたい」と思っております。当財団が主催するフィットネス教室やスポーツイベント等は、松山市全世帯に配布しております「広報まつやま」に掲載されます。皆様のご応募お待ちしております。