「上司の価値観」

by okada
8月 08 2012 年

やりました!なでしこジャパン!キャプテン宮間あや選手の2アシスト、後半はフランスの猛攻にさらされ続けましたが、執念で守りきり2-1で勝利。女子サッカー史上初となるメダル獲得を確定させ、決勝への切符を手にしました。

サッカー・バレー・シンクロなどの団体競技チームには監督やキャプテンなどリーダー的存在が必ずいます。これを自分の会社に置き換えると、市民スポーツ振興課にも部長・課長・主査などの上司がいるのです。

自分が仕事を効率よく進め(スポーツに例えると試合運び)、最高の結果を得る(スポーツで例えると勝敗)為に心掛けているポイントがあります。それは「価値観を上司に近づける事」。上司に「あいつは同じ考えを持ってるな」と認められれば、次第に信頼感は生まれてくるものです。

上司に近づける価値観とは、食べ物や趣味が合うのとは違います。一緒にいてどれだけ場が盛り上がったとしても、仕事に関しては、「岡田は自分の考えとは何か違ってるなぁ・・」となります。それよりも、たとえ普段は口数少なかったり、一緒に酒を飲んでも盛り上がらなかっても、「岡田は自分の仕事に対する考えをよく理解している」と思ってもらえれば、仕事を任せてくれるようになってくるものです。

プライベートで一緒にお酒を飲む、趣味が同じという事も時には必要なのかもしれません。しかし、日本人は情が最優先されるように思われがちですが、価値観が合うほうが絆は強くなると思います。「クセがある」人間ほど独自の堅固な価値観を持っていますから、「ひねくれ者」のほうが、案外に強い絆を結びやすい。これはこの10年間、スポーツ事業というプロジェクトチームを作り中田主査と一緒に仕事をしてきて感じる事。(誤解がないように付け加えますが、中田主査はそんなにクセもなく、そんなにひねくれ者でもありませんからね)

上司がいる社会人の皆さん、自分の仕事の効率化を図る為に、まずは自分が上司の「価値観」を理解してみましょう。上司に「お願いです。あなたの価値観を今日から変えてください」とは決して言えないのですから。

女子サッカー決勝戦の相手は昨年のワールドカップと同じ、世界ランク1位アメリカに決まりました。日本時間で8月10日(金)3:45にキックオフです。「頑張れニッポン!」

 

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