「あれから16年」

by okada
7月 31 2012 年

サッカー日本代表がブラジルを撃破したアトランタオリンピック「マイアミの奇跡」から16年。当時、日本がブラジルに勝利した時は間違いなく「奇跡」と呼ぶにふさわしいほど、両チームの間には実力の差がありました。

今の日本はどんな強豪国相手に勝ったとしても、メディアは「番狂わせ」と言っても「奇跡」とは言わない。16年間でそれだけ日本代表のレベルが上がり、世界に認められているのです。スペイン戦も「互角以上に戦い合って得た勝ち点3だった」「順当な勝利と呼ぶべき内容の試合だった」と評価する人もいるくらいなのです。

「ドーハの悲劇」「マイアミの奇跡」「ジョホールバルの歓喜」、この日本サッカー界の長い年月の積み重ねで現在の日本代表があります。昨日のモロッコ戦も先制後、粘りの守りで逃げ切りに成功。1-0で勝利を収め、グループ2連勝でシドニー大会以来となる決勝トーナメント進出を決めました。1次リーグD組ホンジュラス戦の後はいよいよ準決勝です。まずは4強入り、そして1968年メキシコオリンピック以来のメダル獲得を期待しています。「頑張れニッポン!」

 

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