運動をすると脂肪が減りますが、どうやって身体の外に出ていくのでしょう。
うんちに含まれてでていく?
いえいえ
脂肪は燃焼すると身体の中で 「酸化」という化学反応を起こし、最後は水と二酸化炭素に分解されます。
水は汗やおしっこ、二酸化炭素は呼気ガスとして身体から出ていきます。
ここで大切なことがあります。
酸化における一連の化学反応には「酸素」が必要です。
「酸素」がなければ脂肪は燃焼されません。
つまり身体に酸素を取り込む運動「有酸素性運動」が脂肪を取り除く運動ということになります。
ちなみにこの一連の化学反応を「代謝」と言います。
代謝は英語で「メタボリズム」。
この代謝に異常がある状態をメタボリックシンドロームといいます。
運動をしてメタボリズムを正常に働かせないと人は病気になるのです。
ちゃんと神様は人間に楽ばかりさせないようにしているのでしょうね。
毎回ブログを書いて思いますが、人の身体の仕組みはとてもよくできています。
運動をすると尿の量が増えます。そして汗をかいて、息がはずみます。
その息には安静時の息よりも、たくさんの二酸化炭素が含まれています。
やせるとはこういうことなのですよ。