本日の動画でも紹介しているような、片足立ちで様々な動作を行う運動を行うと、身体はグラグラと不安定な状態になりますが、その倒れそうになる身体を安定させようと前後左右の筋肉がしっかりと使われ、普段あまり上手く使われていない筋肉が活性化、やがて身体の軸が本来あるべき位置に安定してくるのです。
皆さんの骨を大きな柱、その周りのいくつかの筋肉を縄だとイメージしてみて下さい。柱を縄で支える為には前後左右すべての縄が理想的な位置で固定され、バランスよく張られている事が大切なのです。これと同じように皆さんの筋肉が1箇所でも弱くなると、姿勢は傾き、転倒しやすい状態になるのです。
身体の軸を安定させ、転びそうになったり、よろけたりする時などに上手にバランスを保ち、態勢を立て直すために必要なバランス能力。「椅子から立ち上がる時によろめくようになった」「片足立ちで靴下がはけなくなった」という方は動画を見ながら実践してみてくださいね。
◆著作・制作/愛媛CATV
◆監修・指導/公益財団法人松山市文化・スポーツ振興財団 中田 裕幸