「歩道でサーフィン」

by okada
7月 27 2021 年

(松山市総合コミュニティセンター)

 

日本人選手の活躍で大盛り上がりとなっている東京2020オリンピックの新種目「スケートボード(スケボー)」。スケートボードの発祥については諸説ありますが、1940年頃のカリフォルニア(アメリカ)が有力だと言われています。

サーフィンのメッカとしても有名なカリフォルニアですが1年を通して波が高いわけではありません。サーファーたちは波が穏やかな時期に「他の練習はできないか?」と考えた結果、「歩道でサーフィン」という新たな発想が生まれ、傾斜のある壁や障害物を「波」に見立て、多くのサーファーたちが街中でスケートボードを楽しむようになりました。

このようにスポーツには数多くのユニークな誕生秘話があります。スポーツの成り立ちを知ることは、昔の人の生活や物事の考え方、社会の移り変わりを知ることにもつながるのかもしれませんね。