松山市立埋蔵文化財センター・松山市考古館は、埋蔵文化財の保護や調査、研究などによる地域文化発展のため、1989年(平成元年)に松山総合公園内に設置された施設で、発掘調査・研究及び資料の整理・保存・収蔵などを行い、先人から受け継いできた多くの「財産」(遺跡・遺物)を後世に伝えていくための発掘調査の拠点として、「見る」「聞く」「触れる」「考える」をコンセプトとして旧石器時代から江戸時代までの市内で出土した考古資料などを展示しています。
また、当施設の正面玄関前では中国大連市内から出土した約1,000年前の種子を発芽させた「大連古代蓮(ハス)」を育成しています。この蓮は平成8年に中国大連市観光訪問団が松山市を訪問した際に贈呈され、株分けされたもので、例年6月上旬から咲き始め、7月下旬まで美しい蓮を楽しむことができます。