(城山公園)
東京2020オリンピックの開会に先立ち、全国でオリンピック聖火リレーが行われています。松山市でも明日4月21日(水)に、道後温泉別館飛鳥乃湯泉中庭を出発し、道後商店街、大街道入口、県庁を経由、城山公園に到着後、聖火到着式などが行われる予定となっていましたが、新型コロナウイルスの感染者の減少傾向がみられないことから、松山市内の公道でのリレーは中止となりました。
聖火リレーで用いられるトーチには、聖火が消えづらくするための様々な仕組みが施されているのですが、ただいくら工夫をこらしていても、天候的な理由やランナーのパフォーマンスなどにより消えることもあるようで、3月25日に福島県をスタートした聖火リレー中も、何度かトーチの火が消えるアクシデントに見舞われたそうです。
大事な聖火が消えてしまったら大変なことなのですが、その時にはリレーに同伴する車両やスタッフなどが「聖火のスペア」を保持しており、そこから新たに点火し直します。ですから厳密に言えば、ランナーが持つトーチの聖火は消えているのですが、聖火そのものは無くなっていないと考えるのが正しいのかしれません。
残念ながら松山市では聖火も持つランナーの姿を直接見ることができませんが、予定されていた27人の聖火ランナーはリレーに代わりに城山公園でトーチに灯した聖火を聖火皿までつなぐ点火セレモニーを行うということです。東京2020オリンピック聖火リレーライブストリーミングにおいて中継が行われておりますので是非そちらでご覧くださいね。