(松山中央公園ピラティス教室)
日本は世界有数の腰痛大国と言われています。日本整形外科学会による調査では約3,000万人、実に日本人の4人に1人が何らかの腰痛に悩んでいるということになります。しかもこの内の8割以上の人が「なぜ痛いのかわからない」と答えているそうです。
健康運動指導士の私たちも「腰痛を改善する運動は何がいいですか?」と頻繁に質問されます。腰痛と言っても様々なケースがあるので一言には言えませんが、病院の診察の結果、椎間板などに異常あり、足やお尻に痺れなどの痛みがある場合は、無理に運動はやらない方がいいでしょう。しかし慢性的な腰のだるさや、違和感などは改善させる方法があります。
腰の状態が良くない時は、痛くない動作(種目)を選び、痛くない方向に運動することが基本です。これは心地よい方向に体を動かす「操体法」という動作の応用です。背中を反ると腰に痛みを感じるが、体を前に曲げる動作は痛くないという方は、上の写真のような動作(体幹トレーニング)を行うことが、痛みの改善に効果的だと言われています。
皆さんもご自分の身体と相談しながら、ご自分の身体に合った筋トレやストレッチ、有酸素運動を上手く組み合わせ、腰痛予防に効果的なエクササイズを見つけていきましょう。