「早食い」

by okada
10月 16 2020 年

(健康ダイエット事業「プロジェクトD」)

 

お腹がすいている時についついしてしまう「早食い」。私も幼いころに母親から「よく噛んでゆっくり食べなさい」と注意されたものでした。昔から「早食いは太る」とよく言われますが本当なのでしょうか?

私たちの脳には空腹が満たされたと感じる「満腹中枢」があります。これが働くには食べ始めてから約20分程度はかかると言われています。ですから「早食い」をしてしまうと20分の間にかなりの量を食べてしまう事となり肥満につながる可能性があるというわけなのです。

また「早食い」は血糖値が急上昇し、急激に上がる血糖値に対して「インスリン」という血糖値を下げるホルモンが大量に分泌されます。この「インスリン」には体内の余った糖を脂肪として蓄えようとする働きがある為、この意味からも肥満につながる可能性があるのです。

ちなみに、私の「早食い」を回避する方法としては「ゆっくり食べざるをえない食材を選ぶ」こと。パン屋さんではフワフワで柔らかそうなパンは避け、ベーグルやフランスパンなど噛みごたえのある物を選び、家ではキュウリやレタスなどの野菜はなるべく大きく切るように心掛けています。皆さんも簡単にできる「早食い」を回避方法を見つけて、肥満の予防や改善に役立ててくださいね。