「百聞は一見にしかず」

by okada
7月 27 2020 年

 

「百聞は一見にしかず」と言う諺(ことわざ)があります。「百回聞くよりも自分の目で一回見た方が確実」と言う意味です。さてこの諺(ことわざ)は本当なのでしょうか?

見るために使う「目」にも、聞くために使う「耳」にも神経細胞があり、この細胞が外からの情報を脳へと伝えています。目にあるのは「視覚神経細胞」、耳にあるのは「聴覚神経細胞」と呼ばれています。

この視覚神経細胞の数は約400万個、それに対し聴覚神経細胞の数は約3万個とされています。つまり人間の「見る」という視覚は「聞く」という聴覚の約130倍の神経を使っており、結果として聞くよりも見る方が脳細胞へ確実に信号を伝えることになるのです。

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