「百聞は一見にしかず」と言う諺(ことわざ)があります。「百回聞くよりも自分の目で一回見た方が確実」と言う意味です。さてこの諺(ことわざ)は本当なのでしょうか?
見るために使う「目」にも、聞くために使う「耳」にも神経細胞があり、この細胞が外からの情報を脳へと伝えています。目にあるのは「視覚神経細胞」、耳にあるのは「聴覚神経細胞」と呼ばれています。
この視覚神経細胞の数は約400万個、それに対し聴覚神経細胞の数は約3万個とされています。つまり人間の「見る」という視覚は「聞く」という聴覚の約130倍の神経を使っており、結果として聞くよりも見る方が脳細胞へ確実に信号を伝えることになるのです。
当財団では新しい生活様式の中でも、市民の皆様の運動不足解消、健康維持・増進のサポートができるよう、「家庭でできる運動の紹介(部位別)」をホームページにて公開しております。ご自身の目的や体調に合った運動を動画を見ながら実践し、新型コロナウイルスに負けない身体づくりを一緒に目指していきましょう。