(健康ダイエット事業「プロジェクトD」栄養指導)
食事制限(ダイエット)をされている方がよく耳にする「腹八分」という言葉。これは食事をする時はお腹がいっぱいになるまで食べないで、少し足りないくらいで止めておけば身体に良く、健康でいられるという教えの事。
カロリーが高い食事をお腹いっぱいになるまで食べる事は肥満の原因の1つです。その肥満と密接な関係があるのが「糖尿病」「高血圧」「脂質異常症」などの生活習慣病。肥満を放置した状態が続くと生活習慣病を悪化させ、血管を傷つけ、やがては動脈硬化を引き起こします。その結果、心筋梗塞や脳梗塞などの重大な病気へと進む原因となるのです。
そこで皆さんも「腹八分」と意識を持ち食生活を改善してみませんか。腹八分で箸を置いた後のお腹の中のゆとりは、次の食事の美味しさを楽しむ為の心のゆとりでもあります。腹八分を心がけ、1日3回の食事の楽しさや美味しさを味わいましょう。